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その不調、原因は暑さだけではないかも?夏バテ対策はココがポイント!

健康

どこへ行っても冷房が完備されている今日、夏バテの原因は暑さだけではありません。冷え過ぎを防いで基本的な健康力を高めましょう。

今どきの夏バテは「冷え」が原因!?

猛烈な暑さで体力を奪われ、食欲が落ちてげっそり...。そんな夏バテのイメージは昔の話です。日本の夏に冷房は不可欠ですが、電車やオフィス、商業施設などでは設定温度を低めにしているケースが多いため、長時間滞在すると身体は冷え過ぎてしまいます。さらに問題なのが、屋外との温度差。暑い屋外との行き来をくり返すと自律神経が乱れるため、食欲不振や倦怠感といった不調に悩まされることに。現代の夏バテを防ぐために、冷え過ぎを防ぐ生活習慣を身につけましょう。

屋内と屋外の温度差に注意

屋内と屋外の温度差にご注意を!

夏バテ習慣チェック!

ひとつでも当てはまる方は夏バテに注意が必要かも。 生活習慣を見直しましょう。

  • 冷房の設定温度は25度以下
  • 日中、屋内と屋外を頻繁に行き来する
  • 一日のほとんどを冷房が効いた部屋で過ごしている
  • 素麺などサッパリした食事が多い
  • 冷たい飲み物をよく飲む
  • デスクワーク中心で身体を動かすことが少ない
  • 湯船に入らずシャワーだけで済ませることが多い

健康力を守る!生活習慣のポイント

食事や運動、睡眠など、毎日の生活のなかでできる健康力アップのポイントをまとめてみました。

食事 身体を冷やし過ぎない食ベ方

冷たいモノは胃腸を冷やし機能低下を招くので、白湯など温かいものを意識的に摂るよう心がけましょう。ショウガや唐辛子などのスパイスをプラスすると、食欲増進と合わせて身体を内側から温める働きが期待できます。また、夏野菜は生ではなく加熱調理して食べるのもおすすめです。

身体を内側から温めるもの

\ one point advice! /

健康力を高める栄養を積極的に補給ビールと焼き鳥のイラスト

鰻や豚肉は、夏バテ対策の代表的な食材です。ただし、脂肪を多く含む食材は弱った胃腸に負担がかかるので要注意。サプリメントなどを活用するのも一案です。

睡眠 睡眠の「質」を上げる環境づくり

良質な睡眠は夏バテ対策に欠かせません。室温25〜28度を目安に、眠る1〜2時間前から寝室を冷やしておきましょう。就寝の1〜2時間前にお風呂に入って身体の深部温度を上げておくと、ベッドに入るころ深部温度が下がるので、自然に眠りにつくことができます。

身体を内側から温めるもの

\ one point advice! /

眠れない夜は頭を冷やす寝ているイラスト

冷房が苦手な方は、氷枕や冷却シートなどを活用するのも有効な方法です。頭が冷えると涼しさを感じられるので、全身を冷やし過ぎることなく眠りにつくことができます。

運動 汗をかくことも大切!

自律神経のバランスを整えるためには、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめ。汗腺の機能が低下すると、体温調節がうまくできなくなることがありますが、有酸素運動は血行をよくして自然な発汗を促します。もちろん、汗をかいた後はたっぷりの水分補給をお忘れなく。

身体を内側から温めるもの

\ one point advice! /

涼しい室内でラジオ体操寝ているイラスト

効率のよい有酸素運動として見直されているのがラジオ体操。冷房の効いた室内でも気軽にでき、自分の体力に合わせて強度を調節しながら、ストレッチ効果も期待できます。