うねる・広がる・まとまらない...梅雨の髪悩みを解決!
ジメジメする季節がやってきます。雨の季節を快適に乗り切るために、今日からできるヘアケアをご紹介します。
雨の季節は、なぜ髪がうねる?
湿度や気温が上昇すると、汗をかきやすくなります。これによって髪の水分バランスが崩れることが、うねり・広がりの主な原因です。
髪の構造で大きな部分を占めるコルテックスは、普段から一定の水分を蓄えていますが、この水分が多くなり過ぎると髪は膨らんでしまいます。また、外側のキューティクルも水分が多くなると広がりやすく、膨らんだ状態に。問題は、この膨張度合いが均一ではないことです。とくに、ヘアカラーやパーマなどでダメージを受けた髪は水分を吸収しやすく、1本のなかでも膨張度合いに差が出るため、よりうねったり、広がったりしてしまいます。
Column
紫外線にもご注意!
頭頂部は日光を浴びやすいにもかかわらず、無防備になりやすいため、髪は大きな紫外線ダメージを受けています。髪のダメージは水分バランスを崩す大きな要因です。お出かけの際は、帽子や日傘などの紫外線対策をお忘れなく。
健やかな美髪を保つ3つのポイント
うねりを防ぎ、スタイリングを長持ちさせるためには、髪を湿気からガードすることが第一です。 基本のヘアケアを見直しつつ、いつもより丁寧に髪を乾かすことを心がけましょう。
-
Point1頭皮をしっかりマッサージ
頭皮を清潔に保ち、血流を促すことが美髪のポイント。ぬるめのお湯でしっかりと予洗いしてからシャンプーを手にとり、「頭皮を洗う」ことを意識して、マッサージするように丁寧に洗います。最後はシャンプーが髪や頭皮に残らないよう、しっかり洗い流しましょう。
-
Point2ダメージをいたわる
ヘアケアの基本は、良質なシャンプー&コンディショナーを選ぶこと。髪のダメージをケアするためには、アミノ酸系補修成分などを配合したコンディショナーがおすすめです。髪全体になじませ、毛先まで十分に揉み込んでから丁寧に洗い流します
-
Point3ドライヤーで丁寧に乾かす
まず根元に風を入れ、頭皮の水分をしっかり飛ばします。根元に水分が残っていると毛先に水分が落ちてきてしまうので、根元→中間→毛先の順で丁寧に乾かしましょう。仕上げに冷風をあてると、表面のキューティクルが引き締まるため、湿度の影響を受けにくくなります。
Column
注目!進化するドライヤー
近年、ドライヤーは「髪を乾かす」だけでなく、よりスピーディーに、しっとりツヤやかに仕上げることをめざして、多様な進化を遂げています。ニーズに合わせて選んでみてはいかがでしょう。
-
ドライ時間を短縮して髪へのダメージを軽減
「大風量タイプ」
「遠赤外線機能付き」 -
周囲を気にせず使用できる
「静音タイプ」
-
健やかな頭皮環境を守る
「温度調整機能付き」
-
髪のツヤ・潤いを保つ
「マイナスイオン搭載タイプ」