健康力を蓄えて暑さを乗り切る！夏に負けない身体づくり

夏は体力が低下しがちな時季。加えて感染症はまだまだ安心できない状況といえます。
基礎的な健康力を蓄えて、夏を元気に楽しみましょう。

日本の気候は夏バテしやすい？

私たちの身体は暑いと汗をかき、その汗が気化することで体温調節をしています。しかし、高温多湿な日本では、せっかく汗をかいても気化しにくいために体温調節がうまくいかず、自律神経が乱れて夏バテを招きやすいといわれます。さらに近年は、冷房設備の普及が進んだために室内と屋外の温度差が大きくなったことも夏バテの原因のひとつになっています。

夏バテを甘く見てはダメ

ここ数年のコロナ対策でウイルスへの接触機会が減り、抵抗力が落ちたこともあり、ここへきて季節外れのインフルエンザをはじめとしたさまざまな感染症のニュースを耳にするようになりました。 夏バテは感染症も招きやすい身体のSOSです。感染症や暑さに負けない、夏バテしにくい身体をつくるには基礎的な健康力を蓄えておくことが大切です。

夏バテの主な症状

暑さに負けず、健康力を蓄える3カ条

• Point1冷房を上手に使う

  急激な温度変化は身体に負担がかかるので、室内外の温度差は10℃以内に抑えたいものです。冷房が直接当たらないよう風向を調整するなど工夫も大切です。

  

• Point2軽く汗をかく程度の運動

  冷房漬けで汗をかかないことも夏バテの原因のひとつ。適度な運動で汗をかく習慣をつけると、体温調節機能が働くようになります。シャワーで済ませず、湯船に浸かって発汗を促すことも有効です。

  

• Point3「質」を重視した食事

  良質なタンパク質やビタミン豊富な食材を中心とした、栄養バランスのよい食事が基本です。汗とともに失われるミネラルも意識的に摂りましょう。核酸が配合されたサプリメントなどもおすすめです。