リラタイム
知っていますか? お薬の正しい飲み方
処方されたお薬を飲んだのに「効き目がない」「体調が悪くなった」といった経験はありませんか?
それは、もしかすると食べ物や飲み物との組み合わせが関係しているのかも。
注意点をおさえ、お薬と正しくつき合いましょう。
お薬と食品の組み合わせに注意!
本来、体の治療のために飲むお薬ですが、飲み方を間違えるとかえってよくない影響が出てしまうことも。お薬どうしの組み合わせや、お薬と食品(飲み物・嗜好品含む)の組み合わせによっては、お薬の効き目が強くなったり弱くなったりする「相互作用」を起こす恐れがあるため、飲み合わせには十分注意が必要です。
相性が悪い組み合わせの例
相互作用を起こしやすい組み合わせを一部ご紹介します。
服用しているお薬と相性の悪い組み合わせは避けて、正しい飲み方を身につけましょう。
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お薬の代謝を阻害し、お薬が効きすぎる可能性があります。
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血糖値が下がりすぎてしまう可能性があります。
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お薬の吸収や代謝の段階で血中濃度を大きく変動させる可能性があります。
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お薬の効き目が弱くなる可能性があります。
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お薬の効き目が弱くなり、血液凝固を起こす可能性があります。
※ビタミンKが多い食材などは併用禁忌とされています。 -
頭痛や紅斑などの副作用が生じる可能性があります。
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お薬の吸収が遅くなる可能性があります。
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お薬の吸収や効き目が低下する可能性があります。
相互作用を防ぐポイント
お薬手帳の活用
これまでどんなお薬を処方してもらったかを記録できる「お薬手帳」を活用し、お薬の重複やよくない組み合わせを防ぎましょう。
医師・薬剤師に相談を
市販薬やサプリメントなどを利用している場合、お薬を処方してもらう際には必ず医師や薬剤師に利用している旨をお伝えください。