ぐっすり眠って元気をチャージ!「質」にこだわる快眠術
今年の夏も暑く寝苦しい日が続いて、疲れが溜まっていませんか?
睡眠の質を高めて、夏の疲れをリセットしましょう。
睡眠に満足していますか?
質の高い睡眠は心身の健康のために欠かせません。実際、慢性的な睡眠不足は抵抗力の低下を招くという報告があるにもかかわらず、日本人の30〜40%が「寝付きが悪い」「睡眠の質に満足できない」など、睡眠に対して何らかの不安を抱えています。
睡眠時間のとれている度合い(複数回答)
※出典:厚生労働省HP「令和3年度 健康実態調査結果の報告」より一部加工して作成。
快眠へと導くリズム
睡眠は自律神経と深くかかわっています。日中活動している時は「交感神経」が優位で、夜になって「副交感神経」が優位な状態に切り替わると心地よい眠りに誘われる、これが自然なリズムです。ところが、生活が不規則な現代人は自律神経が乱れがちで、夜になっても交感神経が優位な状態が続いてしまい、なかなか眠気が訪れないことも。心地よい眠りと健康的な毎日のためには、日々の生活習慣を見直し、睡眠のリズムを整えることが大切です。
睡眠の質を高める生活習慣
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朝朝の光を浴びる
太陽の強い光には体内時計をリセットする働きがあります。
朝食をとる
朝食をとることで、全身の臓器に朝が来たことを知らせます。
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昼ちょこっと昼寝
15〜30分程度の昼寝は午後の眠気を防ぎ、夜はよく眠れることも。
適度な運動
無理なく続けられる有酸素運動(ウォーキングなど)を習慣にしましょう。
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夜室内の照明は暖色系を
白っぽい蛍光灯の光は体内時計を遅らせることも。寝室には暖色系がおすすめです。
睡眠ルーティンをつくる
白湯を飲む、パジャマに着替えるなど寝る前の習慣をつくることが大切です。
睡眠をサポートする食事のススメ
意識的に摂りたいのは、心身をリラックスさせて眠りの質を高めるGABA、睡眠ホルモンの生成にかかわるトリプトファンなどの栄養素。大豆製品や発酵食品などに多く含まれます。手軽に必要な栄養素を補うにはサプリメントもおすすめです。