血管だけじゃない!〝エラスチン〟の美と健康パワー!
肌がしなやかでハリがあるのも、エラスチンのおかげ。加齢で減少する前に、早めのケアで、ハリをキープ。
放っておくと、加齢とともに激減!
〝エラスチン〟は、線維状のたんぱく質の一種です。英語の「elastic:弾力、しなやかな」が語源で、日本語では〝弾性線維〟と呼ばれます。その名の通り、皮膚に弾力を与え、ハリを保つ働きがあります。
肌以外にも、軟骨・アキレス腱、血管、肺胞、靭帯、子宮など体の中で伸び縮みを必要とする場所に、エラスチンは存在します(図1)。靭帯のように高度な弾性が必要な部位には、約80%もエラスチンが含まれています。
お肌のハリ・弾力を保つうえで不可欠なエラスチンですが、残念なことに、その量は20歳代半ばにピークを迎え、加齢とともに減少します(図2)。エラスチンの量を減らさないためには早めの対策が必要です。
エラスチン構成比率例
(図1)
(図2)
美肌づくりに欠かせないエラスチン
エラスチンは、表皮の内側「真皮」に含まれます。真皮の約70%を占めるコラーゲンのまわりにからみつくように存在し、コラーゲン同士を束ねることで、肌を支えています。エラスチン自体の含有量は2〜5%ですが、その役割は大きく、コラーゲンが豊富でもエラスチンが足りないと、肌の弾力が失われてしまいます。
美肌の大敵は、1.紫外線、2.乾燥、3.活性酸素。しっかりとUVケアと水分補給をしましょう。ストレスをためないことも大切です。
美肌に欠かせないエラスチンの役割
〜コラーゲンを結び付けるエラスチン〜
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から構成されています。
エラスチンを保って、ハリのある毎日を!
肌のハリや弾力はもちろん、体の動きをしなやかにするためにも、エラスチンが必要です。
エラスチンを多く含む食品(赤身肉や手羽先、軟骨など)を取り入れながら、サポート成分であるビタミンやミネラルもしっかり補給しましょう。
- しなやかな血管
- ハリのある肌
- なめらかに動く靭帯
エラスチンを十分摂って健やかな毎日を!