味覚の秋のダイエット大人の賢い食べ方を知ろう!
味覚の秋、真っ只中。美味しいものがあふれ、つい食べすぎてしまいがち。「この時期、ダイエットは無理!」とあきらめている、あなた。「食べたい」「でも痩せたい」を叶えてくれる、大人のための賢い食べ方で我慢しないダイエットを実現しましょう。
大人の賢い食べ方5カ条
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基本は、話題の「ベジ・ファースト」
食べる順番を「野菜(食物繊維)⇒肉や魚(たんぱく質)⇒ごはんやパン(糖質)」に。血糖値の急上昇を抑え、インスリン(別名太らせるホルモン)の分泌を緩やかに。
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魚や肉など、たんぱく質もしっかり
脂肪を代謝してくれる筋肉量を減らさないためにも、たんぱく質が必要です。魚や肉を中心に、卵、大豆製品を組み合わせて。
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きのこ類などの低エネルギー食品を味方に
ダイエットとはいえ、しっかり食べたい。かさ増し(分量が増える)食材の王様、秋の味覚「きのこ類」を活用しましょう。食物繊維もたっぷりで、腸にも良いですね。
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お酢パワーに注目!
食後の血糖値上昇を穏やかにするといわれるお酢を使ったメニューをプラス。食事の最初に、もずく酢(海藻+お酢)やピクルス(野菜+お酢)などの酢の物を食べるのがおすすめ。
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ゆっくり食べる&ひとくち少なく
ゆっくり食べて(最低20分)満腹ホルモンをしっかり出す。毎食ごとに「ひとくち」少なくすれば、自然と腹八分目に。
これって本当?ダイエットの素朴な疑問
糖質は、控えた方がいいの?糖質(炭水化物から食物繊維を除いたもの)は、ダイエットの敵ではありません。糖質は、たんぱく質や脂質とともに、生きていくために大切な三大栄養素です。もちろん摂りすぎは体脂肪として蓄積されるのでNGですが、糖質を控えすぎると脂肪が燃えにくい体質になるといわれます。また、脳のエネルギー源はブドウ糖です。糖質不足は、集中力を低下させたり、イライラする原因にもなり悪循環です。厳しい糖質制限を続けている方は、せっかく痩せても、元に戻りがちです。
運動は、した方がいいの?もちろん、脂肪を燃やすためには、適度な運動は大切ですが、苦手な人が、無理をしても続きません。また関節痛などで運動がむずかしい方もいるでしょう。特別に時間を設けて、スポーツをすることだけが運動ではありません。生活の中で、できるだけ歩いたり、家事でこまめに体を動かすなどして、1日の活動量を増やせば、十分運動になります。そして、今日はできなかったけど、明日からまた頑張ろう!と「ゆる〜く」始めることが長続きのコツです。