デイリーケアで解決!冬の髪の困りごと
とにかくパサつく、枝毛が増えた、かゆくて仕方がない...。この時季は、髪にもさまざまなトラブルが起こりがち。そこで今号では、冬の髪の適切なケア方法をご紹介します。
冬の髪の困ったあるある ワースト4
シャンプーを変えたわけでもないのに、急に抜け毛が増えたり、パサついたり、まとまらなかったり...。
そんな髪の悩みは、ありませんか? 冬だから仕方がないのでしょうか? それとも、年齢的なもの? そんなことはありません。
日々のケアで美しい髪はキープできます。冬の髪や頭皮にダメージを与える原因を知り、しっかり対策をしていきましょう。
その1 枝毛や切れ毛、抜け毛が増える
枝毛や切れ毛の主な原因は、乾燥です。健康な毛髪の水分量は12〜13%をキープしていますが、7%以下になる
とキューティクルがはがれ落ちてしまいます。ダメージを受けた部分から、水分がさらに蒸発して、乾燥が進みます。乾燥を防ぐには、洗髪のあとのうるおいを与えるケアが必要です。コンディショナーやトリートメントなどで、つややかな髪に整えましょう。
その2 頭皮がかゆくなる
かゆみの原因はさまざまですが、頭皮に残った余分な脂が影響していることもあります。気温が下がる冬は、皮脂が固くなるばかりか、乾燥により皮脂が落ちにくい季節です。かゆいからといって、爪を立ててゴシゴシ洗わず、指の腹でマッサージするように、冬こそ、丁寧に洗いましょう。育毛剤などで頭皮の環境を整えることも大切です。カサつきやかゆみが治まらない時は、皮膚トラブルかもしれません。自己判断せずに皮膚科で診てもらいましょう。
その3 静電気で髪がまとまらない
冬は空気が乾燥することで静電気が発生しやすくなります。髪がからまる主な原因は、この静電気です。コンディショナーやトリートメントで髪にうるおいを与えて乾燥を防ぎ、静電気をおさえることが大切です。洗髪後はドライヤーのかけすぎによるオーバードライに注意し、エアコンによる乾燥にも気をつけましょう。
その4 パサつくツヤがない
水分やうるおいが足りない髪は、パサついて、ツヤがなくなります。洗髪後にコンディショナーやトリートメントで髪の深部にうるおいを与え、その日のダメージの修復を促しましょう。また、丁寧なブラッシングは、頭皮の皮脂を髪に均一に広げて、ツヤを出すだけでなく、乾燥を防ぐ効果があります。ブラッシングも欠かさずに行いましょう。髪のツヤがなくなると白髪も目立ちやすくなります。白髪が気になる場合はカラーリング効果のあるトリートメントもおすすめです。
あなたの髪は、大丈夫?!
もしかしたらその行動が、髪にNGなのかも。
下記の行動パターンにいくつもあてはまったら要注意。
普段の生活習慣から改善してしっかりケアしていきましょう。
- 食事は外食が多く、アルコールの摂取が多い
- 頭皮や髪のUVケアはあまり気にしない
- ドライヤーで乾かす時に、ヘアケア剤は使わない
- カラーリングやパーマをかけることが多い
- 髪をよく乾かさないで寝ることがある
- 暖房の効いた部屋にずっといることが多い
- 生活が不規則で睡眠不足
- 朝晩2回シャンプーをする
- ストレスが多い