健康セミナー/第9回全国大会講演レポート 松永政司先生

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講演レポート 核酸の期待される機能性 松永政司

私が28年前に核酸の研究を始めた時、核酸が持つ可能性について誰も信用しませんでした。しかし、最近の研究結果から、核酸の役割が分かりつつあり関心が高まっています。75歳、85歳、95歳と皆さん、もちろん健康で長生きしたいと思われるでしょう。皆さんは寿命に関係する遺伝子を持っていて、この遺伝子によってご自身の寿命が大きく影響されるのです。寿命に関係する遺伝子の中で一番研究されているのは、SIRT1。この遺伝子が発現すると長生きできることが、ネズミの実験ではっきりと分かっています。これは人間の寿命を100歳とした場合、140歳くらいに相当します。

「核酸を摂ったから良い結果がでた」ことについては、これまで、あまり理由がよく分かっていませんでしたが、研究によって今その答えが出始めてきています。

そして核酸の成分が、老化を防ぐ長寿遺伝子に働いていることを知っていただきたいと思います。通常、長寿遺伝子も、そして老化遺伝子、病気になる遺伝子、病気を治す遺伝子なども身体の中で寝ている場合が多く、たとえば糖尿病の遺伝子があるからといって必ず糖尿病になるわけではありません。生活習慣、環境に大きく左右されるのです。

遺伝子が目を覚ますかどうかは結局、遺伝子を取りまく環境が大切であり、その大事な化学物質のひとつはポリアミンです。サケの白子に豊富に含まれるプロタミンやポリアミンで皆さんはご存知ですね。核酸の構造をきちんと働かせるためにはポリアミンが必須です。良い働きをさせるためには、核酸だけでなくいくつかの成分の共同作業が必要なのです。

最近マスコミで話題になっているポリアミンですが、これは活性酸素の発生そのものを抑える効果があり、これから絶対に話題になります。そして、核酸ドリンクにはこれらすべての成分が入っているので、今後の核酸のさらなる可能性にご期待ください。

NPO法人遺伝子栄養学研究所理事長 松永 政司 先生
NPO法人遺伝子栄養学研究所理事長 松永 政司 先生
京都大学工学博士、昭和大学医学博士。
NPO法人KYG協会 副理事長

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